新茶の季節がやってきました。
ダージリンのファーストフラッシュが並び始めるこの季節、日本茶や台湾茶も新茶が出回ります。
無性に台湾茶を飲みたくなって、以前から気になっていた台湾の琅茶 ウルフティーから新茶をお取り寄せしてみました。
琅茶 ウルフティーとは
ウルフティーの店舗は台北の『民生地区』と呼ばれる閑静な住宅街にあります。
『民生地区』は最近、古い建物を改築したカフェやショップが増えているお洒落なエリアです。
オーナーのArwenさんは台北に来た当初、同年代の人たちが台湾茶に馴染みが無く、ペットボトル飲料やドリンクバーの飲み物ばかり飲んでいる事実にとても驚きました。
というのもArwenさん自身はご実家が高山茶の産地阿里山にあり、お父様は20年以上の経験を持つ茶師で、幼少期からお茶がとても身近にある環境だったからです。
IT企業のデザイナーとして働いていたArwenさんは、若い人にも是非台湾茶に慣れ親しんで欲しいと考え、30代を機に琅茶 ウルフティーを立ち上げたそうです。
茶師のお父様は顧問として携わっていらっしゃるそうで、琅茶 ウルフティーのお茶は上質なシングルオリジン(単一農園)の茶葉のみを扱っています。
Arwenさん自らがデザインしたお洒落なパッケージと上質な茶葉が人気になり、現在では台湾茶のお土産といえば名前が挙がる有名店になりました。
琅茶 ウルフティーのオンラインショップ利用方法
海外からのお取り寄せは色々不安な事も多いと思います。
しかしウルフティーはかなり分かりやすいサイト作りをされていますので、初めての海外通販でも全く問題なくお取り寄せできます。
まずは公式サイトにお買い物の流れが丁寧に書かれていますので目を通してみてください。
日本語サイトがあるので台湾語・中国語が分からなくても平気
ウルフティーのお取り寄せは日本語の公式オンラインショップがあるため、台湾語や中国語を知らなくても大丈夫です。
リンクボタンが台湾語になっていますが、リンク先はちゃんと日本語サイトです。
各お茶の説明も全て日本語ですので、国内のサイトでお買い物をするようにネットショッピングが楽しめます。
伝統的な台湾茶以外にも最近人気の台湾紅茶や急須やカップなどの道具類も取り扱っていて、ギフトセットも豊富です。
これからの暑い時期には、水出し冷茶ポットのセットが台湾茶に馴染みの無い人にも使いやすくて良さそう。
送料は国内より少し高め
購入方法は一般的な通販サイト変わりませんが、送料に関しては台湾からの発送のため少しだけ高めです。
でも北海道から本州への送料と同じくらいなので、割高感はそこまで感じません。
また、国際郵便かEMS(国際スピード郵便)を選ぶ必要が有ります。
EMSは3日ほどとかなり早く届くようですが、金額が倍近く高くなってしまうので特に急いでいなければ国際郵便で事足りると思います。
私は通常の国際郵便を使用して発送から到着まで1週間程度でした。
送料は紙箱タイプのお茶1種で国際郵便が920円・EMSが1800円となっていて、荷物が増えると金額も上がっていきます。
ちなみに今回のお買い物では、紙箱タイプ3個と缶入りを1個購入して国際郵便送料1400円でした。
サポート体制も充実
ウルフティーでは、不明な点や商品選びのアドバイスが欲しい場合はメールやLineで問い合わせれば返信してくださるそうです。
また公式オンラインショップにチャット機能もあるので、そちらでの問い合わせも出来ます。
問い合わせ対応は、おそらく台湾人の店員さんかオーナーのArwenさんがされていると思います。
日本語を非常によく勉強されているので大体の文章は通じると思いますが、問い合わせの際は要点を纏めて出来るだけ簡潔で分かりやすい日本語を使いましょう。
以下のポイントを押さえると海外の方へも伝わりやすいです。
・文章を長くしない。(箇条書きに近い短めの文章を心掛ける)
・主語を省略しない。(私が~貴方が~などの誰がという部分をはっきりさせる)
・曖昧なニュアンスは使用しない。
支払いはPayPalで
公式オンラインショップの決済方法はPayPalになります。
PayPalは世界的に利用されている決済システムで、国内のオンラインショップでもよく利用されています。
チェックアウト画面で送料も掲示されますので、金額に間違いが無ければ画面の指示通りに住所や電話番号などを設定していけば大丈夫です。
どうしてもPayPal以外の決済方法が良いという場合は、ウルフティーのPinkoiショップならコンビニ決済・Apple Pay・Linepay・ドコモケータイ払いが選択出来ます。
ただし、Pinkoiショップはウルフティーの独自ショップに比べて商品代金も高めに設定されています。
種類も少ないので、決済方法に不都合が無ければ独自ショップからの購入をおすすめします。
台湾発のグローバル通販サイトです。
取り扱う商品は雑貨・インテリア・服・食品など幅広く、日本ではまだ見かけないブランドも多数あります。
商品説明がところどころ翻訳されていなかったりしますが、ショップ自体の手続きやカテゴリーなどは日本語で金額も円で表示されますので、手軽に海外通販が楽しめます。
2016年に日本のハンドクラフト通販サイトiichiと資本業務提携を行い、姉妹サイトになっています。
ウルフティーから到着した台湾茶
私が通販を思い立った時期はちょうど新茶の予約販売がされていました。
台湾茶は3月から5月に収穫される茶葉を春茶と呼び、秋冬に収穫される茶葉より香りが強く味わいは控え目な特色があります。
春茶は少し尖った味がするそうで、マニアの中ではまろやかになった冬茶を好まれる人が多いそうですが、せっかくの新茶シーズンなので春茶を予約してみました。
私が予約したのは三山箱入セットで、紙箱パッケージの高山新茶3種類がセットになったものです。
なんとなく目に付いた花果蜜美人というお茶も一緒に購入してみました。
今回は予約販売でしたので入荷後に国際郵便の発送メールが届き、発送メールからちょうど1週間で届けられました。
ヨーロッパからのお取り寄せに比べるとかなり早くてスムースです。
ちょうどぴったりなサイズのダンボール箱で届いた為、余分な梱包材は入っていません。
缶には緩衝材が巻き付けてあります。
輸送時に段ボールの角が少し凹んだようでしたが、中身は問題なく大丈夫でした。
お茶以外にも紙製のコースターと手書きのお礼状が入っていてとても可愛いです。
左の缶が花果蜜美人、右の箱3つが高山茶です。
紅茶などの缶は際限なく増やしてしまうので出来るだけ買わないようにしているんですが、今回は可愛さに負けて缶入りで購入してしまいました。
花果蜜美人の缶入りはベージュ色の缶でした。
缶の機能には正直期待していなかったんですが、きちんと密閉できる中蓋がついていて、開閉も非常にスムーズで引っ掛かったりは全くしません。
高級な日本茶の缶と同等のきっちりとした缶で、デザインだけでなく実用的です。
色味が実に上品で質感も高級感があるので、全色揃えたい欲求が湧いてきます。
中にはアルミパウチの茶葉と簡単な台湾茶のいれ方の冊子が入っていました。
冊子にも日本語と英語も記載されているので、台湾茶初心者の方も安心です。
紙箱の方はシールで止められ入る部分を外すと、箱が展開出来ます。
内側には通常のいれ方と冷茶のいれ方が書かれていました。
こちらもちゃんと日本語と英語が記載されています。
1つ残念だったのは茶葉のアルミパウチがジップロック形式では無いこと。
茶葉は空気に触れると劣化するので、私は基本的に容器に移し替えません。(あまり空気に触れていない底の部分の茶葉まで満遍なく空気に触れてしまうため)
毎回出来るだけ空気を抜けるジップロック形式のパウチがベストなのですが、残念ながら海外の製品でジップロックを採用しているブランドは少ないです。
機能的な缶も販売されているので、缶で保存してくださいという事ですね。
ウルフティーが特におすすめな人
ウルフティーは、台湾茶を知らない人や余り飲んだことが無い人により良く知ってもらうことをブランドコンセプトにしています。
その為以下に当てはまる人に特におすすめなブランドです。
・台湾茶は余り知らないけど上質なお茶を飲んでみたい人
・ウルフティーの缶やパッケージを可愛いと感じる人
・珍しいお茶のギフトを探している人
・海外からのお取り寄せが初めてで試してみたい人。
もちろん上記の人以外にもおすすめな台湾茶ブランドです。
まだまだ海外旅行は厳しいですが、お取り寄せで旅行気分を味わうのは気分転換になりますね。
Pinkoiを見ていたら気になるブランドがたくさん有ったので、またお取り寄せして紹介していこうと思います。