ノンアルコールスパークリング:ホワイトティー・スパークリングはお茶好きな人におすすめ

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私はお酒が弱いです。

味は好きなのですが、アルコールを分解してくれない体質です。

でもお酒に弱いからってクリスマスや年末年始といった特別な日、はりきって用意した食卓にお茶やお水だけだと少し寂しいですよね。

そこでハレの日にはノンアルコールスパークリングを用意する事にしています。

今年は白茶を使った少し変わり種のノンアルコールスパークリングを発見したので、本番前にお取り寄せしてみました。

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ホワイトティー・スパークリングとは

お取り寄せしたのは『ラルチザンデュテのホワイトティー・スパークリング』

綺麗なオレンジイエローのノンアルコールスパークリングです。

成分表を見てみると白茶と書かれています。(白茶についてはこちらで説明しています)

リンゴが一番先頭に記載されているので、リンゴの含有量が多いようです。

リンゴのお酒と言うとシードルが思い浮かびますが似た味わいなんでしょうか。

次に記載されているシーバックソーンってなんだろう?

聞いたことの無い名前なので調べてみると、シーバックソーンはグミの一種とのこと。

鉄分、ビタミンC・E、A、亜鉛、カルシウム、βカロテン等数百の栄養素を含み、コレステロールを低下させる成分も多量に含む事からスーパーフードとしてサプリメントにもなっているオレンジ色のフルーツです。

お肌にもとても良いそうですよ。

オレンジイエローの色味は、このシーバックソーン由来なのかな。

最後に記載されている白茶

福建省の有名なお茶、白豪銀針(ハクゴウギンシン)が使われています。

ホワイトティー・スパークリングは砂糖・甘味料・香料・着色料・酸化防止剤不使用で、白茶の繊細な香りを楽しんで貰おうというコンセプトです。

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ホワイトティースパークリングの味わい

お取り寄せしたホワイトティースパークリングを早速飲んでみました。

我が家では華奢なシャンパングラスはないので、ワイングラスでいただくことに。

まず香りを嗅いでみると、ふわっとお茶の良い香りがします。

アールグレイなどの着香茶に比べて自然なお茶の香りはとても繊細なので、リンゴの香りに負けずに主張しているのが凄いです。

そして味わいはリンゴとシーバックソーンの酸味と甘味がありつつ、お茶の味が余韻に残ります。

食事の際に邪魔になるような甘みはありません。

非常にすっきりさっぱりとして後口も良く美味しいです。

こってりした料理を食べた後に口直しに飲むのも良さそう。

少し時間がたつとお茶の香りが変化するのか、より複雑な香りになります。

ジュースのようなストレートな味の甘いスパークリングでは無く、大人のカクテルのようなすっきりとした味が欲しい人に特におすすめです。

添加物や砂糖などが含まれていなくてヘルシーなので、健康を気にする方にも良いですね。

飲み方としては、よーく冷やした方がきりっとして美味しいと思います。

炭酸は強めではないので、氷は入れない方が良いです。

これからのパーティーシーズンに美味しいノンアルコールスパークリング、おすすめです。

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おまけ:白茶とは

最後に白茶について。

ホワイトティースパークリングに使用されている白茶とは中国茶の一種です。

中国茶には半発酵茶が多く、その中でも白茶は最も発酵の浅いお茶です。

お茶の芽吹きたての新芽は最初白い産毛が生えており、この白毛が取れない程早い段階で摘んで発酵させたお茶で、名前の通り白い産毛に覆われた白っぽい茶葉です。

白茶は一般的なお茶の工程で行われる『揉み』を行わないので、採取されたままの自然な茶葉の形をしています。

また他のお茶と比べて発酵が浅く製造工程も少ない為、茶葉の栄養が多く残っており一番ナチュラルな茶葉の風味が楽しめるお茶とも言えます。

お茶は同じ茶葉を使っても製造時の発酵度合いによって呼び名が違います。分類と中国茶の代表的な銘柄名を以下の表にまとめてみました。

発酵度によるお茶の分類代表的な中国茶の銘柄
発酵無し緑茶龍井茶・黄山毛峰茶
半発酵白茶
黄茶
白豪銀針茶・白牡丹茶
君山銀針・蒙頂黄芽茶
中~高発酵青茶凍頂烏龍茶・大紅袍茶
完全発酵紅茶キームン・ラプサンスーチョン
後発酵黒茶プーアール茶

ちなみに日本茶は緑茶に該当します。

また紅茶は完全発酵茶ですが、ダージリンのファーストフラッシュやヌワラエリヤなど例外的に発酵を浅めに製造されている茶葉もあります。

そういった茶葉は見た目に緑がかった色をしており、香りも華やかで繊細なのが特徴です。