【リーフルダージリンハウス 】ダージリン2021FF:キャッスルトン茶園DJ1

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リーフルダージリンハウスの2022年福袋に入っていたお茶です。

一度に開ける袋数を絞っているので、遅くなりましたがやっと開封出来ました。

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リーフルダージリンハウスとは

リーフルダージリンハウスは名前のとおりダージリンの専門店です。

ダージリン専門を謳うだけあって、シングルオリジンのダージリンをかなり種類多く取り揃えています。

ダージリン以外にもネパールティー・アッサム・中国茶・アロマティー・ハーブティーなども扱っていますが種類はさほど多くなく、やはりダージリンに力をいれているのが分かるラインナップです。

面白いのはブレンドしたハーブティー以外にも単一のハーブが種類多く売られている事です。

自作でハーブティーをブレンドしたり、アロマティーにプラスしたりと使い勝手が良さそうです。

以前は吉祥寺にも店舗があったのですが、そちらは閉店し現在は銀座と二子玉川に店舗があります。

改めて思い返すと、ジークレフ、チャイブレイク、カルチャペック、一芯二葉など吉祥寺近辺は紅茶専門店が多いですね。

ちなみに2022年の福袋はオンラインショップで5種類あり、やはりダージリンをメインに据えたラインナップでした。

私が購入したのはオンラインショップのGold dreamで、ダージリンのみの福袋です。

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キャッスルトン茶園とは

キャッスルトン茶園は、ダージリン南部にあります。

標高は980m~2300mとダージリンの中では中間くらいの標高に位置する茶園で、やや穏やかな気候もあってバランスの良い味が特徴。

1865年に創業し、安定して品質の良い茶葉を産出しています。

ダージリンの茶園の中でも特に名の通った茶園の1つで、オークションでワールドレコード(最高価格)を何度も出し、日本でも名が知られています。

チャイナ種を主に生産していましたが、近年はクローナル種の栽培にも力を入れているとのこと。

私も昔、初めて美味しいなと感じたダージリンがキャッスルトン茶園のもので、王道のダージリンを作る茶園というイメージを持っています。

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ダージリン2021FF:キャッスルトン茶園DJ1

福袋に封入されていた説明によると「イキイキとした若葉の香りとフルーツのような甘みを帯びた味わい、後口にはミント系の爽やかなフレーバー」とのこと。

茶葉のグレードはFTGFOP1。

やや小ぶりな整った茶葉で、香りも上品です。

ちなみにDJ1というのは、収穫時期の最初から何番目に生産された茶葉かを指すロットナンバーのことです

DJ1は1番最初に収穫されたロットで、基本的にロットナンバーの明記された茶葉は、その茶園の中でも高品質の茶葉といえます。

湯量150ml・茶葉2.5g・蒸らし5分でティスティングしてみました。

お湯を注いだ瞬間から良い香りが立ち上ります。

香ばしさとフラワリーが混じって、ちょっと焙じ茶を思わせます。甘さも少しあり、やはり品のある香りです。

少し温度が下がってくると穀物っぽさとすっとした清涼感が立ってくる。

香りはとっても好みなんですが、味のほうはちょっと味気ない。

苦み渋味は程よいのだけど、他の要素があまり感じ取れない。

旨味が薄くて良く言えば後口がさっぱりしている。

私の好みからすると、ちょっとあっさりしすぎですね。

香りで上がった期待値に味が追い付いていないように感じます。

冷めても渋みが強くならないですが甘みもあまり立ちませんでした。

ダージリン2021FF:キャッスルトン茶園DJ-1

水色:透明感のある艶やかで淡いオレンジ

香り:香ばしさと蘭の花の香りが立ち、温度が少し下がると穀物のような甘さ、清涼感が出てくる。

味:苦みと渋味のバランスが良い。余韻少なめであっさりとして後に引かない。冷めても苦み渋味がきつくならない。

全体的に飲みやすいダージリンという印象で、飲み慣れている人には魅力が薄いかもしれません。

香りが良かったのであれ?と肩透かしに思ってしまうかも。

とはいえ十分に美味しいので、あっさりめが好きな人にはおすすめです。