『地球にやさしい中国茶交流会(エコ茶会)』で中国茶を愉しむ

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昨年11月23日24日に開催されたエコ茶会。

そういえばブログに取り上げていませんでした。

体調面で色々あった合間の参加で、しっかり見て回ることが出来なかったんですが覚えている範囲をまとめてみました。

地球にやさしい中国茶交流会
お茶好きがつくる国内最大級の中国茶イベント。2024年(第20回)は11月23日・24日に東京・浜松町で開催予定!
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エコ茶会ってなに?

エコ茶会は『地球にやさしい中国茶交流会』の略。

お茶好きな人たちが集まりお茶の物販やワークショップや講演会を催す中国茶交流イベントです。

ちょっと名前が長いので、短くエコ茶会と呼ばれています。

じゃあ何がエコなの?というと、こちらのイベントでは参加者がマイ茶杯を用意することをルールとして掲げているんです。

お茶イベントに試飲はつきものですが、大勢の人が試飲するとたくさんの紙コップを使用してしまいます。

そこで環境に配慮してみなさん自分用の茶杯を持ってきてくださいという趣旨なんですね。

マイカップ・マイ茶杯の持ち込みは「ジャパンティーエキスポ」や「大大阪茶会」でも推奨されているので、既に自前のものをお持ちの人もいるのでは。

また出来るだけ簡易包装を心がけて、エコバッグの持ち込みも推奨されています。

出店数としてはエコ茶会が36店舗、ジャパンティーエキスポが45店舗、大大阪茶会が49店舗。

販売ブースの出店数ではエコ茶会が他イベントより少し少な目ですが、ワークショップや講演会が他に比べてとても充実しています。

中国茶のことを知りたいなと思い始めた人も、ディープな中国茶情報を知りたい人にもおすすめなイベントです。

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第20回『地球にやさしい中国茶交流会(エコ茶会)』に参加してみた

ずっと昔に中国茶を少し飲んでいた時期はありましたが、そのころは取り扱い店も少なく小売りは茶葉の種類がすくないし、茶葉の情報もあまりありませんでした。

最近は少量から中国茶を購入出来るお店が増え、興味を持った人が手軽に飲み始められる環境が整ってきたなと感じています。

『地球にやさしい中国茶交流会(エコ茶会)』はわたしのような中国茶初心者も楽しめるイベントだと聞いて、ぜひ今年こそは参加してみようと思って楽しみにしていました。

エコ茶会に持っていくものリスト

参加してみて持って行った方がいいor必須と感じたものはコチラ。

  • マイ茶杯
  • マイ茶杯の水気を拭くためのタオルなど
  • お水
  • エコバッグ
  • 購入した茶葉をお店ごとに小分けしておくレジ袋など
  • 販売ブースのマップ(冊子のMAPがとても小さいので目が悪い人用意したほうがいいです)

わたしは、運悪く直前で目の病気を発症してしまって購入する事が出来ませんでした。

止む無くジャパンティーフェスティバルで持参したマイカップを持っていくことにしたんですが、やっぱりちょっと大きすぎ。

中国茶用の茶杯を持っていくのがやはりベストです。

紙コップの販売は見当たりませんでした。

エコ茶会では茶杯や茶壺といった茶器類も販売されていますから現地で購入もいいですが、最初にお目当ての茶葉を購入したい場合は試飲出来なくて困るので事前準備しましょう。

お水は口の中をリセットするのとマイ茶杯を洗うのに使用します。

試飲後、茶杯に少し水を入れ側面をゆすぐようにしながら飲むと次に試飲するとき香りや味が混じりません。

それとお茶酔い予防のためにお水を適量摂取するのもお忘れなく。

エコ茶会の茶席ってなに?

エコ茶会には茶席というおすすめの中国茶を実際にいれていただく体験イベントがあります。

お値段はワンコイン茶席(お茶1種20分・500円)、ツーコイン茶席(お茶2種40分・1,000円)と非常にリーズナブルなんですよ。

中国茶インストラクターの先生など、中国茶の造詣が深い方々が秘蔵のお茶をいれてくださるのでとてもおすすめ。

こんな風に素敵な茶器でいれてくださいます。

ただ注意する点があって、この茶席は前半後半の二部構成。

前半はエコ茶会が開始する前から予約列を作り、開場から15分後に予約券の販売が開始しました。

わたしは前半のツーコイン茶席を2回分申し込んだんですが、結局30分以上並んでいて時間が勿体なかったかなと思いました。

茶席自体はとても楽しかったので、次回も同じような予約方法ならもっと早く並ぶか後半に参加しようと思ってます。

あと単純に40分の茶席×2だとお買い物時間が非常にすくなくなります。

実際に体験してかなり慌ただしかったのでその点も注意してください。

物販ブースの様子

人気のお店は会場と同時にかなり人だかりになります。

わたしは今回目の調子が悪く視力が落ちていたせいもあり、お茶の名前どころか冊子の会場MAPも全然見えず四苦八苦しました。

冊子のサイズはちょっと小さ目なA5サイズ。

すごく丁寧に中国茶の説明を載せてくださってるんですが、開場MAPが1ページの1/3のスペースしかなくて、わたしの目では残念ながら店名もわからず。

出来たら1ページを丸々使ってくれたら助かったなぁ。

また、中国茶の名前や価格もかなり小さ目に表記されているお店が殆ど。

視力に自信が無い人は、手持ちで一番度が強い眼鏡と普通の眼鏡があれば両方持ってきて付け替えたほうがいいです。

そういえばジャパンティーフェスティバルは試飲茶を常備してありましたが、エコ茶会は都度お湯を沸かしてお店の方がいれてくださっているパターンが多かっです。

そのため、自分のペースでささっと試飲して購入するというのは難しそう。

わたしはツーコイン茶席を2つ予約したため時間が無く、試飲はあきらめて店員さんにおすすめを教えてもらったり、常連さんがおすすめされているのと同じお茶をそっと購入しました。

時間にゆとりを持って参加したほうが断然楽しいイベントですから、茶席をよくばりすぎないよう気を付けましょう。

さて、茶席の列から解放されてまず向かったのは「青蛾茶房」さん。

かなり人気のお店で人だかりがすごくて夕方人がはけ始めたあたりでやっと写真が取れました。

早い時間に売り切れる茶葉もあって大盛況です。

試飲ももちろんやっています。

お茶の種類が凄く多くて情報量オーバーになったので店員さんおすすめのお茶と凄い名前だなと思ったお茶を購入。

こちらでのお目当ては年末の福箱の予約です。

店員さんから予約票を貰って無事予約を済ませる事が出来ました。

前回の記事でこちらの福箱の内容をレビューしていますのでそちらもどうぞ。

それとツーコイン茶席でいただいたお茶が美味しかったんですが、よく似たお茶が青蛾茶房さんで売ってると聞いて引き返しそちらも購入しました。

次はXでもよく情報発信されている沖縄のお店「茶樓雨香」さんへ。

こちらも大人気でしたが、わたしが行くころには少し落ち着いてました。

パッケージが可愛くてテンションが上がります。

すでに品切れのお茶もちらほら。

こちらでは恵州岩茶 軽火 セットを購入したかったんですが悩んでる間に売り切れ。

みなさん思いきりがよくてばんばん売れてました。

やむなく恵州岩茶で一番華やかと聞いた学校肉桂とティーバッグアソートセットを購入。

中国茶交流会という名前だけあって中国茶が多いですが日本茶もちらほらありますよ。

「黄金みどり茶園」では5分水出しの試飲が出来ました。

突然変異で生まれたきれいな黄金色の茶葉が特徴の茶園です。

軽やかそうな見た目に反してアミノ酸どっしりの濃いお味。

こちらでは釜炒り番茶を購入。

GABA茶がものすごく美味しかったんで買えば良かったなとちょっと後悔してます。

健康茶っぽいイメージがして後回しにしちゃったんですよね。

ちなみにGABA茶が美味しく感じるのは身体が疲労しているからだそうで。

実際この時期の体調が最低ランクにひどかったし、そりゃあ美味しいわけです。

いまはどう感じるんでしょうか。

こちらの「心樹庵」さんは一煎ずつの個包装で、色々試したい人にうってつけのお店。

本当はしっかり見てみたかったんですが体力が切れて写真1枚撮っただけで退散しました。

せっかく店員さんが声をかけてくださったのに申し訳ない。

その後、競争率がすごい心樹庵さんの福箱を年末に無事購入できましたので、届いたらレビューします。

そういえば、茶葉だけでなく茶器もたくさんありました。

こちらはXでいつも素敵な茶器を紹介されている「常滑焼急須専門店 磯部商店」さん。

帰る直前にさっと見てみました。

みなさん真剣に茶器を選んでらっしゃいます。

どうにも雑な性格で陶器の急須は使わないと決めてるんですが、実物を見るとやはり素敵で欲しくなります。

なんとか誘惑に打ち勝った自分をほめてあげたいです。

そんなわけで茶器は購入しなかったのですが、次回は購入してしまいそうで、今から茶器貯金しないとなぁと思いながら帰路についたのでした。

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まとめ

今回のエコ茶会での購入品はこちら。

初参加で体力がものすごく削られましたがとても楽しかったです。

中国茶の専門用語は聞き慣れなくて戸惑いますが、初心者なことを伝えればおすすめな茶葉も色々出してくれます。

出店者のみなさん親切で中国茶交流会の名前どおり素敵なイベントでした。

次回はもう少し予習をして、好みのお茶を探そうと思います。