毎年楽しみにしているかたも多いシュトレン。
お店によってドライフルーツぎっしりだったり、生地の美味しさを極めたものだったりとまさに多種多様です。
毎年色んなお店のシュトレンを食べていますが、その中で必ず取り寄せているのがトラン・ブルーのシュトレンです。
去年はうっかり予約しそびれて、少し変則的な方法でお取り寄せしました。今年はそんなことがないように、予約方法などを記事にまとめておきます。
どんなシュトレンか気になる方、ぜひ参考にしてみてください。
岐阜県 飛騨高山 のブーランジェリー『トラン・ブルー』
岐阜県高山市にあるブーランジェリー「トラン・ブルー」。
シェフの成瀬 正(ただし)氏は、パンの世界大会ともいえる「クープ デュ モンド ドゥ ラ ブーランジェリー」に2005年、日本代表チームリーダーとして出場し、見事世界3位に入賞した実力者です。
公式サイトを拝見するとハード系とデニッシュが非常に美味しそう。
お取り寄せが出来れば是非したいですが、残念ながらオンラインショップで購入出来るのは年に一度のシュトレンのみで残念です。
『トラン・ブルー』のシュトレン予約方法4選
トランブルーのシュトレンは10月に公式サイトで予約開始されます。
去年は10月3日に受付開始でした。
他店の予約時期よりものすごく早い時期のスタートで、毎年忘れそうになります。
毎年売れ行き次第で予約可能期間が変わりますが、前回は10月末に完売してしまいました。
トランブルーのシュトレンの予約方法は4つ。
- 公式サイトからネットorFAXで予約。(日時指定可)
- トラン・ブルーの店頭予約。
- 高島屋など百貨店で予約。(決められた日から選択・店頭受け取り)
- 高山市のふるさと納税で予約。(日時指定不可)
公式サイトで購入する際は日時指定できますが、1日ごとに販売数が決まっていて12月初旬は人気が高く予約が殺到します。
12月初旬に受け取りたい場合は早目に予約しましょう。
最終手段「ふるさと納税」の予約は12月でも可能だった(2024年)
わたしがトランブルーのシュトレンを予約し忘れているのに気づいたのは去年の11月末。
当然公式サイトの予約は1か月前に終了していました。
すぐに百貨店を調べましたがこちらも完売。
2023年は高島屋の店頭受け取りが12月まで残っていたように記憶していたので、かなりがっかり。
さてではどうしたか。
ダメもとで岐阜県高山市のふるさと納税サイトを調べると、ありました!まだ予約出来た!!(2024年12月上旬)
ちなみにわたしが予約したのは「三越伊勢丹ふるさと納税」のサイト
他のふるさと納税ポータルサイトでは見つけられませんでした。
日付指定こそ出来ないものの無事に予約出来て良かったです。
ふるさと納税は同じ市町村でもポータルサイトによって扱っている返礼品が異なるので注意が必要ですね。
トラン・ブルーのシュトレンレビュー

なんとか無事届いたトラン・ブルーのシュトレン。
12月上旬に返礼品の申し込みをして、到着したのは12月下旬でした。意外にも早く、年内には無事届いたので良かったです。
毎年熟成させて1月になってから開封するのですが、今年は到着早々に食べようと決意していました。しかし去年の12月は本当に体調が悪くて、開封する元気がなく、なんだかんだで結局1月中旬の開封になってしまいました。
しかしトラン・ブルーのシュトレンは約2か月ほどの賞味期限があるので問題なし。保管は玄関などの涼しい場所や冷蔵庫の野菜室がおすすめです。

裏面の成分表示はこんな感じ。
さらっと後ろの方に書かれているバニラビーンズが本当に良い香りを放っています。
上品で嫌味のない香りで、ずっと嗅いでいたくなるほどです。

蓋を開けると、食べ方などのメモが入ってますよ。
シュトレンの食べ方ですが、ちょっとコツがあって端からではなく真ん中からカットして食べていきます。
保存時には切断面をくっつけてぴっちりラップをすると、端まで乾燥せずに美味しくいただけるのでぜひお試しを。

シュトレンは必ず周りを粉糖かグラニュー糖で覆いますが、トラン・ブルーのシュトレンは粉糖だけのタイプ。
自分で作ると粉糖だけではバターがにじみ出て茶色くなってしまうんですが、トラン・ブルーのシュトレンは1か月たっても真っ白です。
粉糖だけでどうやってこんな長期間、綺麗な真っ白に保てるんでしょうか?
独自の配合や手順があるのかもしれませんね。

断面を見てみると、一目でナッツが少ないことに気づきました。
また、一回り細くなっていて、切る時にいつもより力が必要です。
2023年のものはもっとさっくり切れたので、今年のものはやはり生地が少し詰まっているのかもしれません。

実際に食べてみると、やっぱり変わっています。
生地の配合には大きな変化を感じませんが、少し詰まり気味。
固くはないのですが、以前はもう少しほどけるような感じでした。それにナッツが半分近く減っているように感じます。
トラン・ブルーのシュトレンはキャラメリゼされたナッツがゴロゴロ入っているのが特色でだったので、これはかなりショック。
オレンジピールかレモンピールの戻しが浅く、硬さがあり引っかかるのも気になります。
去年までの味を知らなければ十分に美味しいシュトレンですが、トラン・ブルーのシュトレンに期待していた水準が高すぎるのか、残念な部分が目についてしまう。
円安で輸入食材を多く使用するケーキは厳しい状況なのでしょうか。
価格を1.5倍くらいにして以前と同じようには・・・・・・やっぱり無理だったのかなぁ。
お店の方々はもちろんかなり努力されていると思うので、はやく食材の価格が少しでも下がることを願ってます。
シュトレンは通常少しずつ食べて熟成による変化を愉しむものです。こちらはすでに1か月熟成させているのでここから味の変化はそんなに無いと思いますが、また変化があるようなら追記します。
まとめ
さて、岐阜高山市の名店トラン・ブルーのシュトレンの予約方法と2024年シュトレンの感想でした。
去年は個人的にちょっと残念な出来でしたが、今年はまた味が戻っていることを期待します。