『イングリッシュガーデン ローズカフェ』の秋バラでリフレッシュ

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国分寺に知る人ぞ知る、穴場的なバラ園があるのをご存じですか?

毎年楽しみにしている春のバラ園鑑賞も2年連続で行けなかった為、なんとか都内で秋のバラを楽しめるところは無いか探していたところ、最適な場所を見つけました。

長い間外出自粛をしてきていい加減ストレスは溜まるけど、旅行で遠出したりするのはまだ心配。

そんな方はバラ園でリラックス&リフレッシュしてみてはいかがでしょう?

今回は秋のバラ園『イングリッシュガーデン ローズカフェ』をご紹介します。

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イングリッシュガーデン ローズカフェの所在地

『イングリッシュガーデン ローズカフェ』はJR中央線国分寺駅南口から徒歩10分程度、閑静な住宅街にあります。

小さなガーデンだというのは聞いていたけど、本当に住宅街のど真ん中にあるので、道中少し心配になってきます。

しかし道の突き当りにそれらしき看板を発見して一安心。

色とりどりのハーブや宿根草が植えられていて壮観です。

マンションの1階部分がカフェになっていて、その奥がガーデンになっています。

駐輪場はこの右手にあります。

駐車場は予備も含めて6台しかないので、出来るだけ電車で来た方がよさそうです。

車で来店して満車の場合は、国分寺駅や近隣の有料駐車場へ止める事になります。

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入園料と飲食料金

お店のドア横にはこんな貼り紙が。

今は10月ですから秋バラとハーブの季節で、入園料が300円ですね。

入園料とありますが、カフェで飲食をする場合は入園料が無料となるシステムです。

店内に入るとバラの雑貨や自家製パンが置かれていて、右手に飲食の注文カウンターがあります。

ドリンクは大体400円程度でお食事は単品1000円前後に+200円でドリンクを付けられました。

そしてカフェメニューを注文した人は3種のハーブウォーターが無料で飲み放題になります。

お水代わりなのかな?これは嬉しいサービスです。

この日は午前中に雨が降っていたため、先客は2組ほどとかなり空いていました。

少し肌寒いので温かいローズティーを注文。

ハーブウォーターはピンクのローズヒップを選びました。

カウンターにはセルフ式と書かれていましたが、お席までお持ちしますのでお好きな席にどうぞと案内されたので、奥のオープンテラス席に移動します。

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開放感のある展望のオープンテラス席

オープンテラス席は高台になっていて、ガーデンはこのフェンスの下あります。

写真ではすっぽり雲に覆われていますが、私が来る直前まで多摩丘陵とその奥に富士山が綺麗に見えていたそうです。

今ならもう雪が降って白富士ですね。次回は見れますように。

お店とガーデン自体は小さめなのですが、高台からの眺めが素晴らしく開放感があります。

秋バラはゆっくり長い期間かけて数輪ずつ咲いていく感じで、この時期はバラ園と言うより名前通りのイングリッシュガーデンな趣です。

ローズティーは薔薇柄のティーセットで茶葉の入ったまま提供されました。たっぷりカップに3杯分あります。

マスクを取ると、咲いているバラの良い香りとローズティーの香りでダブルに癒されます。

今回はたまたますぐ前の家の工事が行われていて、その音が響いていましたが、普段はかなり静かな場所ですね。

マンションの1階部分のカフェなので、余り大人数でわいわい来るよりは4人までの少人数でゆったり楽しむのが良いと思います。

特に秋は空いているようなので、1人で来て展望を楽しみながら紅茶や食事を楽しむのがおすすめです。

一息ついたところでバラ園を散策することに。

400株のバラが植えられたガーデン

テラス席の横ではらはらと散り始めているバラも風情があって素敵です。

バラには名前の札がついていないので推測ですが、たぶんジョンクレアでしょうか。

ホームページにバラの配置図が有るので、気に入ったバラが有れば名前を確認できるようになっています。

私が以前購入を迷いに迷って思いとどまったイングリッシュローズのグレイスです。

こちらもテラス席の横で咲いていました。

グレイスは、四季咲きで棘が少なく中輪の花をたくさんつける品種です。

秋にも花を良くつけると聞いていたのですが、実際に綺麗に咲いていました。

秋の花は春よりは少しさっぱりしていますが、綺麗なアプリコットオレンジの愛らしいバラです。

咲き進むと外側の花弁が淡いクリーム色になっていき中央の濃いアプリコットオレンジへとグラデーションがなんとも言えない水彩画のような色合いになります。

秋は上の写真のように花弁が少し尖り気味。

春は花弁も丸みがあり、カップのロゼット咲きでもう少しころんとしています。

香りも素晴らしく、多くの人が好むティーローズ香の良い香りがします。

樹高は120㎝程度で、地植えでも鉢に植えても仕立てやすいと欠点が見つからないバラ。

見ていたら、やっぱり欲しいなーとバラ欲がムクムク湧いてきますね。

後ろ髪を引かれる思いでガーデンの方へ移動します。

ガーデンにはテラス席左手から階段を少し下って入ります。

ミニバラも可憐に咲いています。

春に比べて秋のバラ園は四季咲きのバラや返り咲きのバラだけが花をつけているので、お庭やベランダで植えるバラを探すのに良い季節です。

バラ園は大体南向きで作られていますので、最良の環境で秋にこれぐらいの花を付けるんだな、じゃあ自分の庭ではどうだろうと目星をつけやすいんです。

1年中花を付けるバラが欲しいという場合は特に、是非春だけではなく秋の様子も見に行くと参考になります。

白いフェンスの向こうがテラス席です。

ガーデン側から見るとこんな風に一段高いところにあります。

写真を撮り忘れてしまいましたが、このちょうど右側に階段があります。

こちらのバラはおそらくローズマリーでしょうか?

ローズマリーはイングリッシュローズの名花ヘリテージの色違いです。

あまり秋に咲くバラでは無いのですがころんと可愛らしく咲いています。

最近では店舗などでも販売されなくなっているので、購入しにくいバラの1つです。

イングリッシュガーデンというだけあってイングリッシュローズやオールドローズが多く植えられていました。

大きな紫のサルビアの奥にアーチが見えます。

春にはどんなバラがアーチを飾るのかとても気になります。

そして入り口の案内に3~4月はクリスマスローズの時期と書かれていましたが、本当にたくさんのクリスマスローズが植えられています。

今はまだ緑だけですが、開花時期が非常に楽しみなのでお邪魔しようと思います。

この後テラス席に戻り、少しずつ陰っていく夕日を眺めていたら、結局1時間くらいあっという間に過ぎてしまいました。

まだ温かい日も多いので開放感のあるオープンテラスでリラックスしてみてはいかがでしょうか?

園芸
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