イングリッシュスコーン食べ比べ『英国展 日本橋三越2023』

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今回、『日本橋三越本店 英国展 2023』での目的の1つはスコーンを色々食べ比べたい!でした。

いつも大事にちびちびと食べていたんですが、味の違いを感じるためには同時に食べ比べないと分からない。

そこで思い切って1回で食べきれるギリギリの個数で一気に食べ比べしてみることにしました。

『日本橋三越本店 英国展 2023』で効率よくお買い物をするコツについてまとめていますので、良かったらそちらもご覧ください

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スコーン食べ比べレビュー

食べ比べたスコーンは以下の通りです。

  • スリーティアーズ:ダブルバタースコーン 454円
  • 英国菓子ブリティッシュプディング:田舎の大きなスコーン 368円
  • EMU Bakehouse(エムベイクハウス):バターミルクスコーン
  • ティールームグランドツアー:スコーン 432円
  • ティードロップ:英国小麦のスコーン 351円
  • ティードロップ:プレーンスコーン 297円

5店舗6種。

スコーンは大きく分けて「ザクザク系」「ホロホロ系」があります。

「ザクザク系」は表面がカリっとしていて、粉の風味を強く感じるタイプ。

「ホロホロ系」はホロホロと崩れるように柔らかいタイプ。卵やミルクが多く入る生地もこのタイプが多いです。

私は「ザクザク系」のスコーンが好きなので、見た感じで「ザクザク」かな?と感じたスコーンを選んで購入しています。

他にも購入したんですが、2人で一度に食べ比べるのはこれが限界でした。

甘いものばかりだと味が分からなくなるので、口休めにコンソメスープを用意していざ食べ比べです。

・スリーティアーズ:ダブルバタースコーン 454円

通常の2倍のバター使用というだけあってバターの風味が一番濃いです。

バター効果で表面がカリッとして中もしっとりジューシー

でもバターの風味に負けず粉の香りも良く、とても美味しいです。

家族は「何も付けずに食べるならこれが一番美味しい」という感想でした。

・英国菓子ブリティッシュプディング:田舎の大きなスコーン 368円

名前の通り他のスコーンに比べて一回り以上大きい。

ナイフで半分に割ろうとするとホロホロ崩れてしまう柔らかさ、かなーり食べにくいです。

見た目に反して「ホロホロ系」のスコーン。

もう少し素朴な味を想像していたんですが、生地も他に比べてくっきり黄色く、卵が多く使用されていてリッチな感じ。

6種のスコーンの中では一番甘みも強いです。

そのまま食べると口の中の水分を持っていかれる感じで、私の好みからは外れていました。

・EMU Bakehouse(エムベイクハウス):バターミルクスコーン

高さもしっかりあり、表面の卵黄の艶出しも丁寧に艶々で美味しそうな外見です。

でも割ってみるとなんだか香りがちょっと薄いような。

食べるとやっぱりバターや粉の風味が他店に比べて薄めで、名前のバターミルクも遠くに感じる?くらい。

個性がちょっと感じにくかったです。

・ティールームグランドツアー:スコーン 432円

英国菓子ブリティッシュプディングとほぼ同サイズの大き目スコーン。

見た目のごつごつ具合どおりこれは好みです。

そして塩味がすごくてびっくり。

6種で一番塩味が強く、甘みは控え目です。

クロテッドクリームも美味しいけど、あつあつを無塩バター塗りたくって食べたいスコーンです。

生クリームではスコーンの塩味に負けそうですね。

粉の風味もしっかりあり、個人的に好きな個性派スコーン。

・ティードロップ:英国小麦のスコーン 351円

写真はちょっとわかりにくいですが、実は一番グレーがかっています。

イギリスの小麦粉って灰分が多くて日本の小麦粉と比べてグレー色なんですよね。

焼き色のついたスコーンでもこれだけ色に違いが出るとは。

一口食べて、うんうんこれだ!という味。

6種で一番粉の香りが強いです。

バターの香りもするけど、圧倒的に粉の香りの大勝利。

表面はサックリ、中はしっとり。

ボロボロになりすぎず、スコーンだけ食べても口の中が乾きません。

私は6種の中でこれが一番美味しいと感じました。

家族は「クリームやジャムを付けるならこのスコーンが一番好き」というコメントでした。

スコーン自体の風味が強いのでジャムに負けない感じがするそうです。

・ティードロップ:プレーンスコーン 297円

外見の生地の質感は英国小麦のスコーンと良く似ています。

ただ、英国小麦よりは灰色感少な目、他店のスコーンのようにやや黄味がかった色で、じっくり見るとやや灰色?ぐらいの感じです。

粉の香りはこちらも強めですが、英国小麦のほうがやや強いかな。

バターやミルクの主張が控え目なぶん、小麦粉の美味しさや香りを思う存分楽しめるスコーン。

毎日食べて飽きない美味しいスコーンでした。

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総評

各スコーンの食感や味を表にしてみました。

そして、あくまでザクザク系が好きな個人の感想ですが、トップ3は以下の通りです。

スコーン食べ比べランキング
  • 1位 ティードロップ:英国小麦のスコーン(粉の香り豊かな正統派)
  • 2位 ティールームグランドツアー:スコーン(朝食にもいけるガツンとした塩味)
  • 3位 スリーティアーズ:ダブルバタースコーン(バターたっぷりザクガリ食感)

ノーマルタイプのスコーンでもこれだけ違いが出るのは本当にすごいですね。

これはあくまで「ザクザク系」好みな私の個人的ランキングですので、ぜひ「英国展」に足を運んでお気に入りのスコーンを見つけてくださいね。

余談ですが英国の高級ホテル製スコーンはしっとりふんわりで、ケンタッキーフライドチキンのビスケットのような生地が多いです。

こちらも私は好みではないので購入していません。

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購入したスコーンのお店

興味のある人も多いと思うので、食べ比べたスコーンのお店情報を分かる範囲で載せておきます。

・スリーティアーズ

営業日が金・土・日の12:00~18:00のみ。

イートインのアフタヌーンティーは予約抽選制というハードル高めのお店。

現在、京橋に新店舗を開店準備中で、そちらはスコーンなどの物販とカジュアルなティールームのお店を予定されているそうです。

Three Tiers
イギリス式アフタヌーンティーサロン
・英国菓子ブリティッシュプティング

英国菓子研究家の砂古 玉緒氏主宰のお店。

お菓子教室がメインで物販は不定期。

毎月のスケジュールはホームページで公開されますので確認してください。

オンラインショップ有

楽しく美味しく学べる英国菓子教室|東京|大阪|The British Pudding|砂古 玉緒
The British Puddingは、英国菓子研究家 砂古 玉緒が教える少人数制の英国菓子教室です。教室は、大阪・住之江と、東京・自由が丘(世田谷区奥沢)にあります。ロンドンの正統派アフタヌーンティの菓子から、田舎のティールームの素朴な焼き菓子まで、また、地方菓子、宗教にまつわる菓子など、日本でまだあまり知られてい...
・EMU Bakehouse(エムベイクハウス)

営業日は土・日の11:00~19:00のみ。

その他不定期で金・月の営業もあるようです。

ホームページのニュースで営業日のお知らせが出ていますので確認してください。

「英国展」ではスコーンがセット販売のみでちょっと不便さを感じました。

セット内容はプレーンとチョコの1個ずつに小さなクロテッドクリームとブルーベリージャムが付いたもの。

チョコは苦手な人もいるから単品販売して欲しいし、クリームやジャムは自宅のを使うから個人的には不要。

その場(三越屋上とか)で食べる想定なら、クリームとジャムの容器が口が小さすぎて付けにくいので小さなスプーンを付けるか口の大きな容器に入れたほうがいいと思います。

エムベイクハウス | EMU Bakehouse
東京阿佐ヶ谷のカフェ、焼き菓子やさん(ヴィーガン対応可)。代表的なお菓子は、スパイスを効かせたレイヤーキャロットケーキ。 New Cafe in Tokyo, baked sweets, vegan friendly, Layer Carrot Cake 🥕
・ティールームグランドツアー

定休日:月曜日・奇数週木曜日。

個人的に楽しみにしていたお店。

私が覗いた時点でシュロップシャーブルーチーズスコーンとマーマイトスコーンは売り切れ。

ブルーチーズは15個限定なので先行入場で最初に買いに行かないとダメでしたね。

X(旧Twitter)やInstagramで営業日を告知されていますので確認の上来店をおすすめします。

・ティードロップ

不定期営業。

営業日はInstagramで告知されています。

今回の「英国展」で私が最初に並んだお店なんですが、列の進みがかなり遅め。

スコーンは文句なく美味しいですが、ここを買うと初動がかなり出遅れてしまうのが悩ましいところ。

Just a moment...

まとめ

以上、『日本橋三越本店 英国展 2023』で購入したプレーンスコーンの食べ比べでした。

もちろんプレーンじゃないフレーバーのスコーンも色々買っているので、そちらの感想も書こうと思っています。

「英国展」後半はスコーンパーティーなので、そちらも期待大ですね。