吉祥寺で見つけた癒しの空間:茶場白で日本茶の魅力を味わう

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以前にも少し書きましたが、東京では玉露以外の宇治茶をあまり見かけません。

玉露はもちろん美味しいですが、日常使いするには高価ですし味が少し強い。

京都の普通のお茶が飲みたいなと思っていたところ、京都の茶師がチョイスした日本茶専門店を見つけました。

JR吉祥寺駅から徒歩10分ほど。

駅周辺の喧騒から少し離れた場所にある日本茶専門店「茶場白(ちゃばしら)」をご紹介します。

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吉祥寺の隠れ家「茶場白」へのアクセスと店舗情報

日本茶専門店「茶場白(ちゃばしら)」は吉祥寺駅から徒歩10分ほど、駅の喧騒から離れた静かな場所にあります。

駅から歩いていくと「吉祥寺PukuPuku」が見えてきますので、その角を左へ曲がってすぐです。

「吉祥寺PukuPuku」はお手頃なレトロ和食器のお店で、品数もすごく多く店舗用の食器を探しに来るお客さんも多い人気店。

可愛らしい小皿や茶わんがお手頃な価格で購入出来るのでおすすめです。

おもわぬ掘り出し物があるかも。

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茶師(九段)・山北祐士氏が届ける極上の日本茶

日本一に輝いた茶師が厳選する茶葉

「茶場白(ちゃばしら)」のお茶をセレクトしているのは京都在住の茶師・山北祐士(ゆうじ)氏。

日本茶でいう茶師(ちゃし)とは茶葉の選定・仕入れ・ブレンド・荒茶の火入れまでお茶に関する様々なことに携わる人を指します。

紅茶業界のブレンダーに近い位置づけです。

茶師(ちゃし)自体は資格があるものではないのですが、その技術を競う大会があり、段位が設けられていて技術の高さの目安となります。

山北祐士(ゆうじ)氏は全国茶審査技術九段(最高位は十段)、2023年に開催された第70回全国茶審査技術競技大会優勝、農林水産大臣賞も受賞されている非常に高い実力の持ち主です。

「茶場白(ちゃばしら)」には山北氏が選んだ京都・静岡・九州から最上級の「一番茶」のみが並んでいます。

希少な手摘み抹茶

昔ながらの手摘み茶は品質が良いのですが機械摘みに比べ時間も手間もかかります。

中でも手摘み抹茶は味のまろやかさ、渋味の少なさ、風味の良さがあり非常に希少です。

「茶場白(ちゃばしら)」でも手摘み抹茶は用意されていて、京都府京田辺市産のものだそうです。

点てて飲むのも良いですが、ゼリーやババロアに仕立てるのもおすすめです。

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店内の様子

「茶場白(ちゃばしら)」はシンプルでおしゃれな暖簾が目印。

店内は非常に解放的でモダンです。

お茶の種類はやや少なめですが、味の守備範囲は広くあっさりしたお茶~しっかり味のお茶まで厳選されています。

お茶の味が分かりやすく明記されていて、香りのテイスティングも出来ますから、自分好みのお茶を見つけやすいです。

わたしは「宇治煎茶」と「川根浅蒸茶」で非常に悩んだ末「川根浅蒸茶」を購入しました。

お店のテーブルや棚にはアリタポーセリンラボ(有田焼)や大秀窯(伊万里鍋島焼)の茶器もありました。

どれも品が良く素敵。

オンラインストアでは茶器を販売されていないので店舗限定のようです。

他にも作家さんの展示会を行われています。気になる方はぜひ公式Instagramをチェックしてください。

テイクアウトメニューが豊富:手摘み抹茶のお濃茶まで!

「茶場白(ちゃばしら)」はテイクアウトメニューが豊富。店内で販売しているお茶は全てテイクアウト出来ました。

価格も300円からとリーズナブル。

希少な手摘み抹茶も勿論テイクアウト出来ます。

店舗の隣に購入したお茶を飲めるスペースがあり、希望すれば自分で抹茶を点てる事も出来るそうです。

点て方は店主さんが丁寧に教えてくださり、お子さまの抹茶体験もできるとか。

非常に素敵な試みなので、興味のあるかたは是非お試しを。

まとめ:日常を豊かにする日本茶を「茶場白」で

「茶場白(ちゃばしら)」は「本当に美味しい日本茶を一人でも多くの方に楽しんでいただきたい」という席主(店主)の想いからオープンしたお店です。

お店のスタッフの皆さんもとても親切ですので、相談してご自分の好みのお茶をぜひさがしてみてください。

遠方の人は公式オンラインストアもあります。

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