紅茶のお道具『茶こし』でお1人さまティータイムを愉しもう

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以前【ロンドンポタリー】紅茶を美味しくいれるティーポットを実際に選んでみたでお手頃で使いやすいティーポットについていろいろ書きました。

でも、ティーポットでいれるのが面倒なときってありますよね。

例えば1人分の紅茶をいれたいとき。

自分ひとりで、しかもゆったり飲むわけじゃなく朝ささっと飲みたいとかいう場合ティーポットはやっぱり面倒くさい。

そういうときティーバッグって本当に楽です。

最近は紅茶専門店で色々な茶葉のティーバッグが販売されていて、もうティーバッグだけでいいやーって人も多いはず。

けど、飲んでみたいなと思った茶葉がティーバッグでは作られてなかったりしません?

自宅のマグカップに対してティーバッグの茶葉の量が少なくて薄くなっちゃった経験ないですか?

今回はそういうティーバッグの不満も一気に解決します。

一人分の紅茶をティーポットを使わずに、そしてティーバッグ並みに手軽にいれる方法です。

茶こしの形は色々ある

1人分の紅茶をティーバッグでいれるような手軽さでいれるには、まず道具が必要です。

とはいってもお高いものではありません。

その道具とはずばり『茶こし』です。

ただ、だいたいの人が想像するような浅めの茶こしではありません。

『茶こし』って実は色々な形状があるんです。

我が家にも幾つかあるのでご紹介します。

我が家の茶こし紹介

我が家には『茶こし』が3種類あります。

多い!と思うかもしれませんが、それぞれちゃんと用途がありますので順番に紹介しますね。

まず最初はこちら。

浅型タイプで多くの人が想像する『茶こし』ですね。

我が家でも一番の古株でもう20年以上使ってます。

たぶんこれとか近いかな。

紅茶以外にもココアのダマを濾したり粉糖をケーキに振りかけるのに使ってます。

来客にテーブルで紅茶を注ぐ場合は自立式がよく使われてますね。

我が家では以前使っていた自立式が壊れてから購入していません。

洗浄時にパーツ外すのが面倒くさくて・・・・・・。

ちなみに自立式茶こしはこんなやつ。

長所は受け皿がいらないところ。

短所はパーツを外して洗うのが面倒、地味に注ぎにくいところ。

テーブルセッティングして楽しむなら、受け皿がセットになったものが便利です。

わたしが欲しいのはコレ。

ちなみにティーストレーナーというのは紅茶版の茶こしのこと。

シルバーが一般的ですが、ティーカップは金彩のあるものが多いからゴールドがとても合うし、テーブルが華やぎそうです。

かつ価格もお手頃。

次にこちらは深型タイプ。

主にチャイなどの煮込み紅茶を注ぐときに使用しています。

網目が細かく2重で粉末のスパイスを通しにくく使いやすいです。(全部のスパイスを通さないわけではありません)

鎌倉の紅茶専門店で購入した品ですがたぶんこちらと同じもの。

基本的にこの2つを使い分けていたんですが、先日新たに加わったのがコチラ。

マグカップ用茶こしです。

お洒落な雑貨屋さんで発見しました。

名前のとおりマグカップに突っ込んで使うものですがチャイ用茶こしと比べてもしっかり深く広め。

茶葉が広がるスペースがしっかりあります。

ロンドンポタリーのティーポットに付属しているストレーナーと並べてみました。

倍くらい幅がありますね。

オールステンレスで二重になっていて細かい茶葉もしっかりこせます。

楽天での取り扱いもありました。


サイズは大と小がありますが、断然大が良いです。

大ならダージリンとかの大きな茶葉も余裕で開きます。

そういえば試しにティカップで使えるかやってみましたが、茶こしのほうが高さがあって隙間が出来ちゃって蓋できませんでした。

持っていないので確約は出来ませんが、もしかしてこちらの小ならいけるのかも。


ただ幅が狭くなってしまうし量も少なくなるから湯温がどうしても下がります。

味のほうに影響が出るかもしれません。

それにせっかく素敵なティーカップで紅茶を飲むなら、ティーポットでゆったり飲むのがいいかな。

そういえばこの茶こしと似た形でパンチ穴のタイプもありますが、洗う時に結構茶葉が引っ掛かります。

洗うとき手間がかかるので、こちらのメッシュタイプのほうがおすすめです。

1人分の紅茶をマグカップ用茶こしでいれてみる

さて、マグカップ用茶こしをセットするとこんなかんじ。

ここにマグカップの容量分の茶葉を入れお湯をそそぎます。

ちなみに茶葉は湯300㏄に対して4g程度が基本。

お好みで調整してください。

ただし濃かったり薄かったりした場合は、茶葉を減らすより蒸らし時間を増減するほうが失敗しにくいです。

時間を変えても好みにならなければ、今度は茶葉を0.5g以下の単位で増減します。

いきなり1g単位で変えると味がガクッと変わってしまうので、微調整して自分の好みの濃さを探してみましょう。

このバーレイのマグカップは220㏄くらいなので茶葉3g程度でいれています。

あとは小皿を蓋代わりに乗せて茶葉のサイズに合わせて3分~5分程度蒸らして完成。

マグカップ用の蓋も売ってるので、そういうものを使えばお洒落ですね。

茶こしは大き目だけど大体のマグカップにフィットする絶妙なサイズ感。

こんな感じで我が家にある3サイズのマグカップでもサイズばっちり。

どのマグカップも8分目くらいの分量で作れば、しっかり美味しい紅茶が作れます。

マグカップ用茶こしはお手入れも簡単楽ちん

抽出が終わったらそのまま取り出し茶葉をゴミ入れにぽいっと捨て、あとは簡単に水洗いでOK。

取っ手の部分がちょうどキッチンの吊戸棚にかけられるので我が家では引っかけてそのまま乾かしています。

使用頻度が高いので基本そのまま出しっぱなしです。

引っかける場所が無い場合はS字フックなどで掛けておくか、水切りカゴに置いてもすぐ乾きます。

ただ一点、食器洗浄機で洗うのには向きません。

この商品だけじゃなく、茶こしやザルは洗浄中に食洗器内のゴミが網の部分に溜まっちゃうんです。

手洗い推奨です。

まとめ

さて、熱く語ってきましたがマグカップ用の茶こしは、手軽な上にティーバッグの時に感じていたちょっとした不満が全部解決する素敵なアイテムです。

紅茶にちょっと興味があるけど、いきなりティーポットを買うのはと躊躇する人にもおすすめします。

気軽に、まずはこのマグカップ用の茶こしとお気に入りのカップ1つで紅茶を楽しんでみませんか?