先日、相方が関西に帰省する際に「お土産は何がいい？」と相談されたので、即座に「リントンズの紅茶でお願い！」とリクエストしました。なぜなら、大阪の阪神百貨店梅田本店は、世界で唯一リントンズの実店舗があるからです。
英国展ではあまりの行列にびびって購入出来ませんでしたが、百貨店の常設店なら購入のハードルも低いはず。
予想通り店舗はゆったりしていて、混雑が苦手な相方でも気分よく買い物出来たそうなので、今回はその様子を含めてご紹介します。
リントンズとは？ 100年以上愛される英国老舗紅茶メーカー
リントンズは、英国北部ニューカッスルで創業してから110年以上続く老舗の紅茶商。
実は、英国全体での知名度は高いとは言えず、特に北部で密かに愛されているブランドです。
かつて英国では、日々の生活に欠かせない紅茶の茶葉を各家庭に馬車で配達する文化があり、その伝統を今も地元で守り、通販や配達での販売を続けています。
また、リントンズの主力商品は、かつてはリーフティーでしたが、時代の流れとともにティーバッグ形式へとシフト。というのも紅茶の国として知られる英国では紅茶といえばほとんどティーバッグなんだとか。
また、リントンズの紅茶は全てブレンドティーです。英国では紅茶と言えばミルクティーで飲む事が多い為、ケニヤやアッサムなどコクの強いミルクティー向きの茶葉を厳選し、専属のティーブレンダーがブレンドしています。
世界で唯一のリントンズ店舗（阪神梅田本店）
リントンズは地元の配達と通販、催事などでの販売のみで英国にも店舗がありませんでした。
ところが2021年10月に、大阪の阪神百貨店梅田本店に世界で唯一の実店舗がオープンし大変話題になりました。
場所は1階で、スペースもそこそこ広いよう。
限定商品の発売日は開店前から並ぶこともあるようですが、この日は平日の昼すぎで、かなりゆったり。
阪神百貨店はリニューアルオープン後行っていないですが、かなりお洒落な空間に変身していたそうです。昔の庶民の台所な阪神百貨店を知っているだけに、そっち路線にいったかとちょっとびっくり。
オンラインストアでは売り切れているスコーンミックスがあれば欲しかったので、店員さんに聞いてもらったのですが、残念ながら完売済。
定期的に入荷するそうですが、店舗でもすぐ売り切れてしまうということでした。
気を取り直してどんな商品があるか店員さんにもちょこちょこ確認しながら見て回ってもらいました。
店内では、公式ブログで紹介されていたアンティーク調のティーポットもディスプレイされていたそうで、細部にまでこだわるリントンズらしさが感じられました。
写真で見てもすごく細かくて可愛いです！実物が見たかったなぁ。
英国展での人気の余波か、現在（2025年4月時点）オンラインストアで完売中の紅茶各種も店舗なら全て揃っていました。2024年で英国展への出店を卒業されたので、今後はもう少しオンラインストアのほうにも茶葉の供給が安定するのかな？
いまの段階では、確実に欲しければ阪神梅田本店を訪れるのが良さそうです。
お土産に何を買ってきてもらうか悩みましたが、オンラインストアで売り切れている紅茶「ゴールド」「ブレックファースト」「トラディショナル」「アールグレイ」を1袋ずつリクエストしました。
実家へのお土産も購入するというので、こちらの「トラディショナルギフトセット」をすすめました。トラディショナル缶デザインのビニール製ランチバッグに紅茶とショートブレッドが入っているセットです。
リントンズはグッズがとても可愛いく、こういうプチギフト向きの商品も定期的に販売されています。通販か阪神梅田本店でしか買えないので、関西の人へのお土産としてもアリですね。
こちらはお会計時に勧められて追加購入したという新発売の「ジンジャースナップティー」。こういうクッキー風味のフレーバーは自分では購入しないので新鮮で楽しみです。
リントンズ（阪神梅田本店）での購入品
こちらがお土産に買ってきてもらった紅茶たち。
4種で720gとなかなか大量。そして見事に茶葉のみ（缶ですらない）。
せっかく店舗に行ったのだから、1個くらい缶とかグッズっぽいものを頼めばよかったかなと思うものの、自分で実際に見て選ぶわけではないのでこれが正解かなとも思います。
これだけ大量のティーバックなら、水出しアイスティーにも惜しみなく使えていいですね。
また追々飲んだ感想もUPしていきます。
まとめ
リントンズは紅茶だけでなく英国デザインのレトロなグッズ類も非常に人気で、店舗ではそれらを見て選べるのが非常に魅力的です。
バレンタインなどのイベント時にもコラボ商品や限定品が出たりするのだとか。
今回は家族がお土産で購入してきてくれましたが、次回は自分でも行ってみたいなと思います。
その時はぜひイートインも楽しみたいです！
