うちでは家族がご飯派なため、パンは週に2回登場するかどうか。だから、パン好きなわたしにとって、たまに食べるパンは本気で「このパンが食べたい!」ってなるほど美味しいものが欲しいんです。
そんなパン欲を満たしてくれるお店が、目黒区駒場東大前の「ルルソール(Le Ressort)」です。特に、塩系お総菜パンやサンドイッチが非常に美味しくおすすめなんですよ。
今回は「ルルソール」の魅力をたっぷりご紹介します!
ルルソールの詳細
住所:〒153-0041 東京都目黒区駒場3丁目11−6 桑野ビル 1F
電話番号:03-3467-1172
定休日:月曜日
最寄り駅・アクセス
「ルルソール」の最寄り駅は、井の頭線「駒場東大前」。
駅の改札を出て右に進み、井の頭線の高架の下をくぐるとすぐに見えてきます。以前は駅から少し離れた場所にありましたが、移転してからはアクセス抜群。

ちなみに、住所では1階と書いてあっても、実際は半地下風の造りで階段を下りて入ります。お客さんの出入りは絶えず、迷うことはないです。
お店の混雑状況
ルルソールは人気店なので、特にお昼前はランチ用のパンを求めるお客さんで列が出来ることも。
とはいえ、行列はそんなに長くならず、経験した過去最高でも8人前後、待ち時間は10分強くらい。少しの待ち時間なら、きっとその価値は十分にあります。
なお、並ぶときはすぐ横にある東京大学駒場キャンパスの入り口を塞がないよう気を付けて並びます。
店内の様子

お店の入口には「入店は6人まで」との看板。売り場はコンパクトですが、種類は意外に豊富です。
ただ、お店がコンパクトなので、通り過ぎたパンを後から欲しいと思っても、よほど空いていないと逆流は出来ません。
初めて来たひとは、少し決断力が試されるお店かもしれないです。

入口すぐ右側に広がる焼き菓子コーナー。中でもフォンダンショコラは、シンプルながら素材の良さが際立っていて、間違いなくおすすめです。
そういえば、こちらのスコーンを食べたことがないことに写真を見て気づきました。

入り口にもスコーンのポスターが貼られていて力を入れている様子。次回購入してみよう。

左側のテーブルには塩系のお総菜パンが並びます。
「ルルソール」は、パン生地がしっかりとしてボリュームのあるお総菜パンが多め。

右手側には主に甘いパンとプレーンなパンが並びます。
個人的には、少し固めのバターロールは好みじゃなかったかな。やっぱりこのお店では、ハード系のパンやチャバタ、フォカッチャ、それらを使ったお総菜パンが美味しいです。
写真の左奥にちらっと写っている「オリーブのフガス」もおすすめです。もっちりした生地にこれでもかとばかりにオリーブの実が入っててワインのお供にぴったり。

突き当りの冷蔵ケースにはチャパタを使ったサンドイッチや、自家製のレバーペーストなどが並びます。
特におすすめなのが、チャバタのサンドです。価格はお高めですが1個でかなりお腹いっぱいになるボリュームメニューです。
「ルルソール」はパン屋さんなんですが、クリスマスにはこの冷蔵ケースにクリスマスケーキやレストランのようなフレンチのオードブル、煮込み料理などが並ぶこともあります。
イベントメニューはinstagramで告知されますので、ぜひチェックしてみてください。
ルルソールで購入したパン

今回は2人のランチ用にパンを3つ購入。
・ピスタチオクリーム
クルミの入ったパンオノワに、濃厚でとろけるピスタチオクリームを挟んだ一品。ナッツ好きには絶対おすすめで、小ぶりなサイズがちょっとしたおやつにも最適。お店一番の人気だそうです。
・モモハムとカマンベールのサンド
チャバタにバター、上質なモモハム、そしてカマンベールをサンド。フランスの代表的なサンドイッチ「ジャンボン・フロマージュ」をバケットからチャバタに変えたものです。シンプルだからこそ、パン本来の美味しさがしっかり伝わる、私のお気に入りの一品です。サーモンとサワークリーム、ルッコラと生ハムのサンドも試しましたが、どれも非常に美味しいです。
・チーズと蜂蜜のフォカッチャ
ブルーチーズ、モッツァレラ、パルミジャーノの3種のチーズに、たっぷりの蜂蜜がかかった、まるでピザのようなパン。チーズの旨味と、甘じょっぱい味のガツンとしたパンで、昼前に行くと焼き立てホカホカが購入出来ます。冷めきるとリベイクしてもやや油っこくなるので温かい内に食べる予定のとき購入するのがおすすめ。
まとめ
ルルソールは、駅近でアクセスも抜群、こだわりのパンがぎゅっと詰まったお店。
安くて手頃なパン屋さんとは方向性が違いますが、「ルルソール」の上質な素材をたっぷり使ったパンとサラダがあれば、ビストロで食事をしたような満足感が味わえます。
まだ行ったことのない方はぜひ食べてみてください。