写真の整理をしていたら以前訪問した彼岸花の名所、埼玉県の日高市巾着田に訪問したときの写真を見つけました。
少し薄暗い林の中に目が覚めるような赤い彼岸花がとても美しかったのを覚えています。
【巾着田曼珠沙華公園】は都心からアクセスもよく日帰り観光にすすめ。
ちょうど開花時期になる【巾着田曼珠沙華公園】についてまとめました。
巾着田 曼珠沙華まつり:開催概要
最寄り駅からのアクセス・開園時間
巾着田は、埼玉県日高市にある彼岸花の名所です。
最寄り駅:西武池袋線の高麗駅
開園時間:7:00~17:00
高麗駅から巾着田はゆっくり歩いて15分ちょっと。
巾着田までの道は、緑の多いのんびりとした住宅地で道も平坦なため歩きやすいです。
野菜の無人販売所もちらほら見かける非常にのんびりとした道のりなので、散策しながら向かうのがおすすめ。ちょうどシーズンの栗の販売も見かけました。
道中には↑の画像のような標識がたくさん立っているので方向音痴な私でも迷いませんでした。
もし徒歩が厳しい場合は、JR高麗川駅か西武池袋線の飯能駅から巾着田行きのバスが出ていますので、そちらを利用できます。
ただ例年彼岸花シーズンは巾着田付近の道路がかなり混雑しますので、バスや車で来訪する場合、時間に余裕をもっていきましょう。
車で訪問予定なら、日高市役所か高麗神社の無料駐車場に車を置いて、無料シャトルバスを利用するのが良いようです。
入場料
巾着田は所々に彼岸花が咲いていますが、最も群生して咲いているのは巾着田曼珠沙華公園です。
『巾着田 曼珠沙華まつり』は公園内で開催され、入場料が必要です。
公園外から覗いても綺麗ですが、中に入って間近でみる彼岸花の群生はとても見事なので、是非入場してみてください。
入場料は一人500円(一日分)
ただし、中学生以下および身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を所持している方は無料になります。
花の名所の中には数千円の高額な入場料も多々あるので、かなり良心的な金額ですよね。
巾着田の由来と見どころ
巾着田(きんちゃくだ)は蛇行して流れる高麗川(こまがわ)に挟まれた平地で、その形がちょうど巾着の形に見えることからそう呼ばれています。
直径500m、面積22ヘクタールほどで、川沿いの雑木林の中に500万本もの彼岸花が咲き誇ることで有名です。
昭和50年代~60年代頃から彼岸花の大規模な群生地であることが認知され、近隣には日本最大級の木造トラス橋『あいあい橋』やコスモス畑もあり、のんびり観光するのにおすすめです。
私は訪問した時に『あいあい橋』を知らなかったので見過ごしてしまいました、残念。
とても美しい橋のようなので、機会があれば是非見てくださいね。
2023年は9月16日(土)~10月1日(日)9:00~16:30に地元のグルメや物産の出店があるそうです。
そして巾着田の曼殊沙華まつりの最大の見どころは、少し薄暗い雑木林の中に群生した彼岸花。
到着は、出来れば午前中早めの時間がおすすめです。
基本的にどんな花も最も美しいのは午前中で、日光が強くなるお昼ごろになると花の色がクリアに見えなくなります。
特に赤い花は日差しが強くなると綺麗に写真におさめるのが非常に難しいので、たくさん写真を撮りたい人は是非午前中に来場してください。
私は遠方だったのもあって昼頃到着し、写真を撮るのがかなり難しかったです。
午前中は無理という場合、逆に午後の遅い時間に夕日で真っ赤に照らされた彼岸花を撮影するのも、個性的で美しい写真が撮れます。
彼岸花を見た後は、高麗川の河原でせせらぎの音を聞きながらお昼ご飯がおすすめです。
少し歩くとカフェや飲食店もありますが、曼殊沙華まつりは期間中30万人以上訪れる人気スポットなのでランチタイムは非常に混雑しています。
そのため私はおにぎりと玉子焼きを持参しました。
簡単な物でも自然の中で食べると格別です。
近くにコンビニが有るので、そちらでも食べ物を購入出来ます。
彼岸花の開花期は、その年によって前後しますが、もし9月下旬であればすぐ横のコスモス畑もちょうど見頃を迎えています。
私の行った年は自分が選んだコスモスを一束持ち帰れる(有料)イベントがあったので、たくさんの人が摘み取るコスモスを選んでいました。
私も散々選んで摘み取りましたが、今年もやってるでしょうか?
もし開催されていたら、自分へのお土産に良いですよ。
彼岸花のシーズンは他の花に比べると短いので、曼殊沙華まつりを見てみたいと思った方はお早めに。