クリスマスと言えばシュトレン。
日本でも非常に人気が高く、この数年はベーカリーやパティスリーにたくさんのシュトレンが並びます。
とはいえ、シュトレンをまだ食べた事が無い人もいるでしょうし、どのお店のシュトレンが美味しいのかレビューを探しているという人も多いはず。
そこで私が購入したシュトレンをご紹介していこうと思います。
まずは『アヴランシュゲネー:シュトーレン・フリュイルージュ』です。
アヴランシュゲネーとは
アヴランシュ ゲネー(AvranchesGuesnay)は東京都文京区にある上霜 考二氏のお店。
こちらかなりの人気店です。
お店の前には列を作る時の注意書きがありますので、入店前に並んでいる人が居ないか必ず確認しましょう。
行列があると購入にちょっと時間がかかりますので、余裕をもって来店するのがおすすめ。
ちなみにグーグルのお店紹介文ではベーカリーとありますが、基本的にこちらはパティスリーですので注意してください。(私の来店時はパン系は見当たりませんでした)
生菓子はどれも見た目が非常に美しいです。
私は『タルト ポム スフレ』『モンドル』『シューキャラメル』を食べましたが、甘さ控えめで非常に軽く食べやすかったですよ。
特に『シューキャラメル』がおすすめ。
風味の良いシューに甘すぎず苦すぎないキャラメルクリームとクレーム・ディプロマットの2種がしっかり詰められていて安定した美味しさです。
私はフランス菓子というと『オーボンビュータン』のようなしっかり濃厚な味が好きなので好みど真ん中からは外れていますが、繊細で軽めのケーキが好きな人は是非一度食べてみてください。
たぶん銀座の名店イデミ・スギノのケーキがお好きな人は好きなタイプかなと思います。
余談ですが、イデミ・スギノは2022年に閉店されていたんですね。
非常に美味しいお店だったのでかなりショックです。
話を戻して、アヴランシュゲネーは焼き菓子も種類豊富です。
今度は焼き菓子を食べてみようと思います。
アヴランシュゲネーのシュトーレン・フリュイルージュ
大きさ:14.5㎝
重量:332g
価格:3,000円(税込)
アヴランシュゲネーのシュトーレン・フリュイルージュはやや小ぶり。
何種類かのシュトレンを食べたい人に良いサイズ感です。
裏面の成分表示にを見るとベリー系がたくさん。
一般的なシュトレンはレーズンやイチジクなどのドライフルーツが使用されますが、シュトーレン・フリュイルージュは名前の通り赤い果実がたっぷり入っています。
レーズンが入っていないシュトレンは珍しいので、レーズンが苦手な人も食べられる貴重なシュトレンですね。
また、香りづけにラム酒だけではなくルビーポートも使われているのが特徴的。
ちなみにルビーポートは3年程度の短い期間樽で熟成させるポートワインの一種で、爽やかでフレッシュな風味がします。
ベリー系に合うように考えられてますね。
カットしてみました。
シュトレンの切り方は、端からではなく中央からカットしていきます。
両方の切断面をぴったり合わせて保存すると乾燥が防げて最後まで美味しくいただけますよ。
ナッツ類はアーモンドのみという潔さ。
あくまでベリーが主役なシュトレン。
食べてみると果実感があってとてもジューシーで甘酸っぱい。
カシスやラズベリーのツブツブ感がアクセントになっていて、ナッツ少な目でも食感が寂しくありません。
もう少しマジパン多めが良い気はしますが、ベリー主役なのでこれくらいのバランスが良いのでしょう。
生地もよくバターが染み込み熟成していて味に纏まりがあります。
見た目も可愛らしいですし、女性や甘すぎないお菓子が好きな人におすすめなシュトレンでした。
まとめ
アヴランシュゲネーのシュトーレン・フリュイルージュは、甘酸っぱく爽やかで甘すぎないのでシュトレンを食べなれない人もかなり食べやすいです。
シュトレンを食べなれている人も、変化球のシュトレンとして美味しいと思います。
また、レーズンが苦手だけどシュトレンを食べてみたいという人には、毎年オンラインストアでも購入出来るようなので是非試してください。(今年は残念ながら完売です)
今年はあと2つシュトレンを購入しているので、そちらのレビューも早めにブログにあげたいと思います。