英国展の購入品レビューです
今回は「ファミーバイミホサトウ」と「Cha Tea 紅茶教室」のケーキやスコーンを購入しました。
両店舗とも英国展最終日の3/4(火)まで出店されています。また、会場でスコーンを焼き続けてらっしゃるので夕方まで完売せずお買い物出来るお店です。
ぜひこちらのレビューを参考にしてお買い物を楽しんでください!
⇩過去の英国展の記事
セイボリースコーン食べ比べ
セイボリースコーンという名前を聞いたことがあるでしょうか?
セイボリー(savory)は英語で「塩味の」という意味で、セイボリースコーンは塩味系のお食事パンのようなスコーンのことです。朝食にぴったりなセイボリースコーンが大好きで、見かけるとついつい購入してしまいます。
伊勢丹新宿店の英国展で購入したセイボリースコーンはこの2種。

- 桜エビとカマンベールのスコーン:「fammy by Miho Sato(ファミーバイミホサトウ)」
- チーズ&コンビーフのスコーン:「Cha Tea 紅茶教室」
どちらも表面ガリっと、中はしっとり系スコーンでわたしのお気に入りのお店で、おすすめです。

二種の断面はこんな感じです。
こうして見ると「Cha Tea 紅茶教室」のほうが、やや生地感が詰まっています。今回はちょっと生地を練りすぎてしまったかな。
スコーンは粉とバターがパラパラの細かい粒の状態で混ざることが重要で、均一になるほど練ってしまうとどんどん固く締まった食感になっていきます。
過去に何度も「Cha Tea 紅茶教室」のスコーンを購入していますが、こんなに締まった断面を見るのは初めてです。
対して「fammy by Miho Sato(ファミーバイミホサトウ)」はふんわりと気泡が入り、不均一さもあって良い状態に見えます。
リベイクして食べてみると、やはり「Cha Tea 紅茶教室」のチーズ&コンビーフのスコーンは、いつもより詰まり気味です。スコーン全体の風味は良いのですが、コンビーフが細かく、生地に馴染みすぎていて、味にメリハリがなく、主張してこないのが勿体ない。
コンビーフをほぐさずにもう少し塊で、最後に生地をまとめるぐらいで入れたら味がはっきりしそうです。チーズも、もっとクセのあるチェダーなんかを使ってみるといいかもしれません。
コスト的に厳しそうなら、ブラックペッパーを上部に少し振ると香りのメリハリがつくのではないでしょうか。食べながらこんな風に色々考えてしまうのは飲食店店員あるあるです。
総評的には、美味しいけどもっと美味しくなるはず!でした。
次に「fammy by Miho Sato(ファミーバイミホサトウ)」の桜エビとカマンベールのスコーン。こちらは上部にカマンベールの薄切りが乗り、表面はガリッと中はしっとり水分を含んでいます。
これは文句なしに美味しいです!
桜エビがしっかり香り、生地にもチーズ感がたっぷりあって、キッシュのような濃厚さを感じます。濃厚でクセになりそうなパンチの効いた風味を、上品にまとめていて大変美味しく感動しました。
ジャムいらずスコーン2種食べ比べ:「Cha Tea 紅茶教室」
「Cha Tea 紅茶教室」のジャム入らずいちごのスコーンが好物で、2個買いするぞと並んでいたんですが、今回はいちじくバージョンも販売されていて、急遽2種購入してみました。

丸いのがいちご、四角がいちじくスコーンです。

断面がこちら。
チーズ&コンビーフのスコーンが、詰まり気味な出来でちょっと不安でしたが、こちらはいつも通りの出来上がりで安心しました。
いちごのほうが水分が多く、気泡も多めです。ピンクに見えるのはいちご果肉で、柔らかく、香りよく、焼き菓子なのにとってもジューシー。
見た目も可愛らしく、相変わらず美味しいです!
それに対して、いちじくは甘さが控えめで、プチプチとした種の食感が良いアクセント。ドライの白いちじくを柔らかく戻して使ってると思うのですが、生地にしっかりいちじくの風味が乗っています。
いちじくのスコーンとして予想していた味わいよりずっとフレッシュで、繊細な美味しさにびっくりしました。
両方とても美味しかったですが、特にいちじくのスコーンは他にない上品な美味しさなので、ぜひ食べてみてください!
ベルガモットのヴィクトリアケーキ:「fammy by Miho Sato(ファミーバイミホサトウ)」
ヴィクトリアケーキはラズベリージャムで作られることが多いですが、「fammy by Miho Sato(ファミーバイミホサトウ)」でベルガモットのヴィクトリアケーキを発見したので購入してみました。

ベルガモットの香りにほろ苦く甘酸っぱいレモンジャム、滑らかなバタークリームがとってもマッチしています。
バタークリームは固めの仕上がりですが、口に入れた瞬間滑らかにとろけます。このバタークリームは素晴らしい。
レモンジャムの苦みがしっかり効いているので、もう少しだけ生地を甘くするか、バタークリームが多めでも良かったかもしれません。
というかバタークリームが美味しすぎてもっと欲しかった!

レモンジャムを均一にスポンジに塗るのではなく、塊でポタポタと落とすようにして挟んでいるので、味に変化があって良いですね。
全体に非常にさっぱりとして美味しい変わり種のヴィクトリアケーキでした。
まとめ
英国展で出会ったスコーンやヴィクトリアケーキは、どれも心に残る美味しさでした。
最終日の3/4(火)まで開催されているこの英国展、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
きっとあなたのお気に入りの一品が見つかるはずです。素敵なティータイムを彩るとっておきのスイーツで、贅沢なひとときをお楽しみください!